まさかの出会いでした！

それは、中学校に入学してまもなく、部活の仮入部期間の話です。
私が数ある部活の中から吟味して選んだ部活は、科学部。
心を踊らせながら理科室へ向かうと、何やら様子がおかしいことに気づきます。
その理科室には、試験管やフラスコではなく、たくさんのギターが並んでいるではないですか。

ようこそギター部へ♪
「はい、コレがドの音ですよ♪そしてコレがレの音ですね♪」
「すごい！もうメロディが弾けるじゃないですか！」

科学部の見学に来たはずの私が、なぜかギターを弾いているのです。
今まで音楽にまったく興味がなかった私でも、まさかこんなにも簡単にギターを弾くことができるなんて？！
自分の意外な才能の発見（笑）と、音楽の楽しさにすっかり夢中となり、一週間あった仮入部期間すべてをギター部で過ごすこととなりました。

このギター部では、ギターを一人で弾くのではなく、まるでオーケストラのように大勢でギターを弾く演奏スタイルでした。
高い音が出るギターから、低い音が出る大きなギターまで、みんなで一つの音楽をつくり上げる時間がとても好きでした。

そして、週に一回指導に来ていた熊谷達也氏（部員たちの中での愛称はランパン先生！）によって音楽の奥深さを学び、
その音楽から人と人のつながり、それぞれの役割を果たしながら一つのものに向かっていくことの大切さを教えていただきました。

熊谷達也氏は、現在も私の母校へ指導に行き続けていているので、もうかれこれ30年以上同じ中学校を指導していることになります？！ ただただ尊敬です。私もそんな先生になりたい。

リズムの大切さ、面白さを伝えたい

音楽の三大要素は、「リズム」、「メロディ」、「ハーモニー」と言われていますが、
その中でも要となる「リズム」については、こだわりを持っています！
演奏に説得力を出すのも、音楽をドラマチックに表現するのも、お客さんを感動させるのも、
すべてはこのリズムのコツ一つで大きく変わっていくものなのです！
この奥深い「リズム」というテーマをマスターするためには、体の使い方を意識して学んでいくことが大切です！
全身で音楽を楽しみ、ココロもカラダもリフレッシュしていきましょう！