音楽をはじめるために
知っておきたいこと-初心者にオススメのギター・ピアノ・ボイトレの話-
ギター
- Home >
- 音楽をはじめるために知っておきたいこと〜初心者にオススメのギター・ピアノ・ボイトレの話 >
- イスの座り方が脱力の決め手!ギター上達の近道!
ギター 2019.01.07
イスの座り方が脱力の決め手!ギター上達の近道!
Apple Music → Spotify に乗り換えた ミオンミュージックスクール ギター講師の黒沼です。
Spotifyがいい感じなのはなぜだろう?
音楽聴くときのワクワク感が増した感がある。
Google先生に聞く前に、まずは自分で探してみよう。
自分の感覚を信じる派です。
クラシックギタリスト必見!上達の鍵!
さて今日は、「ギター弾くときの姿勢って大事だよね。」という話です。
音楽のテキストを開くと、まず最初に書かれていたりするのが、この姿勢やフォームです。
どの本にも最初に書かれていているにもかかわらず、読み飛ばしてしまう方も多いのでは?かく言う昔の私も、軽く読み飛ばしていたクチですが。
が、しかし!
ギターを演奏する上で、「正しい姿勢」をマスターする=「ラクできる!」ということです。
【ラクできる→疲れない→カラダ痛くない→楽しい】
なんて最高なんでしょう。
学生時代は、何時間以上ギターを練習、いかに自分をいじめ抜くか、つらければつらいほどみたいなのありましたが、私はそういうのもう避けたい年頃です。
みんなでラクにギターを上達しましょう。
ギターを使わずに上手くなる方法!それはイスの座り方にあり!
まずは、イスの座り方です。
イスは背もたれに寄りかからず、座面の前半分に腰かけます。
このとき、左右の坐骨に均等に体重が乗るバランスを探します。
学生の頃は、ジュリアン・ブリーム全盛で「左側の坐骨のみ」で座ることを意識していましたが、今は俄然「両方の坐骨派」です。
ドラムの場合、両手両足を自在にコントロールするため、両方均等に座ります。
ギター弾くときも左右別々の仕事してても、やっぱり両方のバランスが大切です。
しかも、分散するからおしりの痛みも軽減。
素晴らしい。おススメです。
ただし、最初は正しい姿勢は疲れます。カラダ痛いです。
それは、カラダを支える筋肉がついていないからです。
正しい筋肉がつくまでは、明るい未来を信じて耐えましょう。
坐骨ってどこの骨?
ちゃんとカラダの構造のイメージをもっておくと、コツもつかみやすいです。
坐骨とは、座ったときにおしりの下に手を置くと見つかりますよ。
ぜひ探してみてください。
重要なポイント!カラダを動かしたら元の位置に戻る
この坐骨で座る「バランスポイント(点)」を探すことが重要です。
ギターが上手い人は、みんなバランスよく座っています。
天才はなんとなく座っても最高のバランスが保たれていますが、私はギター弾かないときとか四六時中探してないとなかなか見つかりません。でも探していればいつか必ず見つかります。信じよう。
ヒント①
長時間座ってるとおしりが痛いからといってクッション使ってるとなかなかわかりませんよ。
ここは心を鬼にして、固めのイスに座ってバランスポイントを探しましょう。
また、イスに深く腰掛けると、腿の裏がイスの縁に当たってポイントがズレてしまいます。
ヒント②
ポイント、つまり「点」の意識です。
起き上がり小法師のように音楽を表現するために体を動かしても、「自然と」元の場所に戻ること。
前後左右、微かに体を揺らしてみるのも効果的です。
ヒント③
頭を後ろに引きながら、お腹を上下に伸ばします。胸も広げましょう。
背骨がキレイに積み重なっているイメージを持ちます。
これらを意識してバランスが取れてくると、腕や足が脱力できてきます。
そして、腕や足の重さが感じられるようになってきたらしめたもの。
スタンバイ状態の完成です。おめでとうございます。
ポイントはスタンバイ状態を保つこと!
ギター弾くときも常にこの状態をキープする。
この状態にとっさに戻れることが上達の近道となります。
今日はまだギター弾いてませんね。
イスに座っただけでおしまいとなってしまいました。
でも、これだけ座ることは大事だよ。奥深いんだよ。と伝えたいんです。
ギターを愛する人たちが、「座る」ことについてトコトン考えてみるキッカケとなれば幸いです。
それでは、また!
この記事を書いた講師
黒沼永道(ギター講師)
正しい姿勢やポジション、フォームが完成するには時間がかかります。私も今だ試行錯誤しています。
しかし、少しずつでコツをつかんだり、弾き方がラクになったり、音色が変わったりと変化していきますので、このちょっとした変化も見逃さず、根気強く探していきましょう。
\ この記事をシェアする /