苦手意識→大切なものへ

音楽を始めたのはとても早かったんです！
物心付いた頃からドラムやピアノを習っていましたし、母親がピアノ、ボーカルもしていた関係で小さい頃から家にはさまざまな音楽で溢れていました。
しかしそれは当時、幼い僕にとって特に興味が持てるものではなかったようで絵を書いたりして遊んでいるような少年時代でした（笑）
自宅にグランドピアノとドラムセットが備わっていたのにも関わらず、全然練習しない子供だったので今思い返せば「あー！もっと早く音楽の楽しさを知っておけば良かった～！」と後悔！（笑）
そんな僕が本格的に始めるきっかけになったのは中高生時代の文化祭の打ち上げでした。
みんなで焼肉屋さんに行き、おいしい焼肉を食べた後、やめればいいものを誰かがこう言い出してしまったのです。
「カラオケ行かない？」

当時の岡山にはほとんどアミューズメント施設と呼べるものがなく、遊ぶと言えばボーリングかカラオケくらいのものだったわけですが、僕はどちらも苦手意識があり、強いて言うならボーリングが良いなーと思っていました。
ひどい音痴でしたので。（笑）
なんとなく行くことになり、僕は聴き専門としてクラスメイトの歌を楽しく聴いていたわけですが、とある男子がお前も歌えよ！と案の定マイクを渡され、ご丁寧なことに曲まで入れてくれました。
ドキドキしながら歌い終わったのを覚えています。
みんなどんな反応するんだろう？
するとまさかの「MUTAくん良い声だね！」
自分では今思えば音感もリズム感もなく、ひどい歌だったと思います。
それでもみんなの温かい言葉が私のボーカリスト人生の扉を開けてくれました。
それからというもの週末には一人でカラオケに足を運んで猛特訓！
その後、歌う時間は日に日に増えて、上手くなればなるほど好きになっていくのを感じてやめられなくなりました！
気付けば音楽が大好きになっていて今では歌に限らず、昔、熱心に触れることができなかったドラムやピアノも今では毎日のように触っています。

正しさと楽しさを大切にします！

歌というのは多くの楽器とは違い、自分自身の身体を使います。
ギターやベースなど、楽器は買い換えることができますが、声帯が使えなくなっても買い換えることはできません。
そんなかけがえのない自分の喉を、間違った発声で痛めてしまうと大変ですよね。
インターネットや書籍にも正しい情報は載っていますが、上手に歌えない理由や発声の癖は一人ひとり違いますし、同じやり方をしようとしてもうまくいかないことも多いです。
僕のレッスンでは、一人ひとりの発声の癖や目標に寄り添ってきちんと効果のあるボーカルトレーニングを行なっていきます。
そしてレッスンの成果がさらに高くなる方法があります。
それは音楽・歌を心から楽しむということです！好きこそ物の上手なれ！一緒に楽しみながら、聞いた人が心打たれるような、すばらしい歌声を一緒に手に入れましょう！