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知っておきたいこと-初心者にオススメのギター・ピアノ・ボイトレの話- ピアノ

ピアノ 2017.05.26

電子ピアノの選び方

こんにちは!ミオンミュージックのピアノ講師、小林三希子です。

どんな電子ピアノを選べば良いの??

楽器屋さんをのぞいてみると、今は実に多くの電子ピアノがありますね!
メーカーも様々で、特にはじめて電子ピアノの購入を考えている方は迷ってしまいますね。
電子楽器の鍵盤にも色々ありますが、ピアノを習得するためにはシンセサイザーやオルガンではなく、
電子ピアノが必要です。そして88鍵盤のものを選びましょう!
今回はアップライトピアノやグランドピアノという生楽器は置いておき、
『電子ピアノを選ぶポイント!』だけをクローズアップしたいと思います!
電子ピアノはどんどん改良され、昔より随分アコースティックに近づいてきています。
私も楽器屋さんで試奏して、これ欲しいなぁ~♡なんて思う楽器もあります。
電子ピアノの中で、『お値段』『機能』『デザイン』の3点を掘り下げていきましょう。

《お値段はどれくらいの電子ピアノを選べば良いの??》

ずばり!!〇〇万円!!ということは言えないのですが・・・
電子ピアノは安いものだと4万円くらいからあります。高いものだとなんと100万円近いものまで・・・!
お値段の幅がとっても広いんですよね。
これからピアノをはじめてみよう!という方や、子供がピアノを続けるかまだ不安だな・・・
という場合は、高価な電子ピアノを購入しなくても良い。と個人的は思っています。
もっと本格的に練習したい!これ以上はこの電子ピアノでは上達できない!という時期が来たら、
おそらく買い換える必要が出てくるからです。
そのときに備え、今準備できる価格の電子ピアノを購入すればよいかと思います。
勿論、良い楽器というだけで選ぶならばそれに越したことはありません!
大きな買い物ですから、失敗したくありませんよね。
目的に合わせた楽器選びをしましょう。
出来るなら、買い換えずに長く使える楽器が良いと思うお気持ちもわかります。
ですが、電子ピアノは電化製品なのです!
皆さんの使っているご自宅の電化製品も年数とともに買い換える時期が来ますよね?
新しい機能がある省エネの家電製品に買い替えたくなる時期もありますよね?
まだまだ買い換える気がないタイミングで壊れてしまうこともありますよね?
これからはじめてピアノを習ってみよう!という方には目安として5年使えるもの、
という風に考えてご購入をおすすめしています。
目安として5年(60ヶ月)使うことを考えてみましょう。
10万円の楽器だと、100,000円÷60ヶ月=1ヶ月1,600円ほど
20万円の楽器だと、200,000円÷60ヶ月=1ヶ月3,300円ほど
大事に使っていれば5年で壊れて使えなくなるものでは決してありません。
もっと長く使ってあげることも出来るわけですから、上記の1ヶ月の例より安価なお買い物になりますね。

電子ピアノ
電子ピアノ

《楽器によって機能性は違うのか??》

機能性の違いについてです。
音色、音色について
もうほとんどの電子ピアノは内蔵スピーカーがあり、楽器から音が出ます。
お部屋で音を出せない場合は、ヘッドフォンをつけ練習することが出来ます。
ピアノ、オルガン、ストリングスetc・・・色々な音を選べるボタンもついています。
音色も様々です。楽器店などで試奏して好きな音色だな、と感じる楽器を選ぶのがポイントです!
また低音部がアコースティック独特の響きをする楽器はおすすめです。
毎日弾くなら心地よい音でなければいけません。インスピレーションの合う楽器にしましょう。
メトロノーム、録音・再生機能
この機能は電子ピアノならではですね!とっても便利です。
メトロノームをかけて練習出来ますし、自分の演奏を録音して聴くことが出来ます。
ほとんどの楽器についている機能だと思いますが、使い勝手が良さそうか、
操作方法は簡単かなど、確認すべきポイントです!
USBやMIDI機能もあれば、PCなどに繋ぐことも可能です。
ペダルについて
楽器によって違う点としてはペダルの有無です。
鍵盤だけを購入する場合は、ベダルを楽器に取り付けることになります。
鍵盤に付属されているものと、別途購入が必要なものがありますので事前に確認しましょう。
スタンド付きの楽器だと、あらかじめスタンドにペダルが付いています。
ピアノには3つのペダルがありますが、ダンパーペダル(右端のペダル)だけは必須になってきます。
最大同時発音数が128音の楽器は、ペダルを踏んで演奏する際に音がプツプツ切れないので、より自然な演奏が可能です。
タッチについて
これが楽器選びの中で一番重要になってくるところです!!
ピアノを弾いたことがある方ならわかりやすいのですが、鍵盤は弾いたときに重い、軽い、と感じます。
重いものが良いわけではありませんが、軽すぎるのはおすすめできません。
弾いてみたときに、しっかり鍵盤が下まで下がる感覚を指先に感じることを目安にしましょう。
グランドピアノのタッチを表現!という電子ピアノもありますね。
やはりお値段は張りますが、グランドピアノに近いもので練習したいという目的の方にはありがたい楽器ですね。

 

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この記事を書いた講師

小林三希子(ピアノ講師)

ピアノを弾くことが「特別なこと」から、「生活の一部」になっていく、そんなレッスンをさせていただきます!

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