mion music school

音楽をはじめるために
知っておきたいこと-初心者にオススメのギター・ピアノ・ボイトレの話- コラム&ニュース

ギター 2018.06.27

弦高調整に挑戦だ!!

ミオンギター教室|ピアノ・ボーカル・ボイトレ

こんにちは!ミオンミュージックスクール ギター講師のヤマヤヒロユキです!!

 

みなさんの自慢のマイギター
弾きにくいと思ったことはありませんか?

ほとんどのギターは木材でできているので、湿っぽい季節や
乾燥している季節では少し状態が変わるのです~!

グラファイトやアクリル、またアルミなどで
出来ているギターは、その限りではございません(笑)


と、ゆうわけで今回は弦高調整&ネック調整のお話をしたいと思います!

ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ~!

 

 

【弦高調整とは?】

ギターには弦が張ってあるのはみなさん知っていますか~?

\ シッテマース /


はい、知ってますね~。


知らなかった方はナゼ、ここに辿り着いたのでしょうか(笑)
これからギターを弾いてみようと思っているみなさんかもしれませんね!

 

簡単に説明しますと。
ギターは弦を、木で出来たネックに付いている
金属で出来たフレットに指で押し当てて
音程を決めている楽器です。

 

 

その弦とフレットの距離を調整することを『弦高調整』といいます。

うまく調整できると、とっても弾きやすいギターになるんですよ!

 

 

【楽器屋さんで調整してもらおう】

街にある楽器屋さんでも弦高調整をしてくれます。
もちろん、楽器を購入したお店ではなくても
調整してくれますよ!

お値段は弦高調整だけならば2,000円~くらいでしょうか。

その他のネック調整なども含めたトータルのセッティングをすると
より弾きやすくなるのでオススメです!

 

 

【自分でも調整してみよう!】

ギターケースのポケットに保証書などと一緒に
入っている六角レンチなどでも調整することが出来ます!

 

調整方法を簡単に説明しますと、ブリッジサドルの高さを下げれば弦高が下がります。
それとあわせてネック調整をすると、ハイポジションまで弾きやすく調整することが出来ます。

 

 

必要なものはギターの作りにより違いますが、
六角レンチ、ボックスレンチ、ドライバー等でしょうか。

 

 

レンチなどのサイズも楽器によって違うこともありますので、要確認ですよ~!

あと!フレットと弦のスキマを測るゼロから始まる定規が必要です!

ゼロから始まるですよ~!!ゼロ!!
(超重要なので2回言いました)

 

 

アコギの場合はブリッジサドルを削っていかなければならなく
取り返しのつかない事になると大変なので今回はノータッチです(笑)

 

 

 

【まずはネックをチェック!】

ネックの状態には順反り、逆反りがあります。

順反りは弦に引っ張られてネックが反っている状態で
逆反りは弦の引っ張る強さにネックが勝ってしまっている状態です。

このネックの状態をちゃんと順反りにしてあげてから、
弦高調整をしないとセッティングが決まらない事が多いです。

よく楽器屋さんが、ヘッド側やボディ側から
ネックを覗いてるのを見たことのある人も多いと思います。

 

 

あれは、
ネックが真っ直ぐか?
また、どれくらい反っているか?
をチェックしているのです!

とは言え、見てもわかりにくいので
簡単なチェック方法をお教えします~!

 

では、6弦でよいので両端、1フレットと最終フレットを両手の指で押さえてみてください。

 

 

 

弦は両端から引っ張られてるので真っ直ぐですよね??

そこで真ん中あたりを見てください。

 

 

フレットと弦の間にスキマがあれば順反り、スキマがなければ
超スーパーウルトラ真っ直ぐ か、逆反りです。

両端を押さえた状態で真ん中あたりを触ってあげると、
スキマがあれば音がするので分かります。

0.5mm~1mm程度のスキマで順反りなら問題ないのですが、すごい順反り、
真っ直ぐか逆反りの時は、ネックの中に入っているトラストロッドという棒で
調整してあげる必要があります。

 

 

【トラストロッドってなに?】

ギターのネックにはトラスロッドとゆう金属の棒が入っています。
この棒を締めたり緩めたりして、ネックの反り具合を調節するんです。

 

曲がった棒が入っていて、締めると真っ直ぐになろうとする。
すると、ネックの中心あたりが盛り上がってくる。

緩めると、弦に引っ張られて順反りしていたネックが真っ直ぐになっていく。

とゆう仕組みです。

また、緩めていくとネジがポロッと取れてしまうので、極端な逆反りは修正が難しいです。

そんな時はイロイロせず、早々に楽器屋さんに持っていきましょう(笑)

 

 

【トラストロッドを回してみよう】

ロラストロッドを右回りにまわすと締まり、左回りにまわすと緩みます。

普通のネジ、ドライバーなどと同じですね!

 

 

気をつける事といえば、一気に締め過ぎたりすると壊れることがあるので
30度くらいずつ まわしてはチェック、まわしてはチェックしましょう。

締めすぎた場合はそのまま戻すのではなくて、いったん緩めて
再度 締める方向でセッティングしていきましょう。


ネック調整がうまくいったら、次は弦高調整です!

 

 

【弦高はどれくらいにすればいい?】

フレットの頂点から弦の下までの距離を定規で測って『弦高○○ミリ』といいます。

 

弾きやすさは好みによるのですが、目安としては12フレット上で
エレキギターの場合 1弦側 1.5mm 6弦側 2.0mm くらいでしょうか。
アコギはもう少し高めで 1弦側 2.0mm 6弦側 2.5mm ぐらいになります。

こまめに弦高をチェックしながらブリッジのネジを調整していきましょう。

弦高を下げれば弾きやすくはなるのですが、
フレットに弦が当たってちゃんと鳴らなかったたり、チョーキングした時に
音が止まってしまったり、ギターとして機能しなくなってしまうので
あまり攻めすぎたセッティングには注意しましょう(笑)

ちなみに私は、ギターと相談しながら 1弦側 1.0mm 6弦側 1.5mm
ぐらいまで攻めています(笑)

 

 

【実は音も変わる】

実は!ネックの状態、弦高の高さで音質が結構変わるのです!
高めのセッティングだと良く鳴るので、コードをガシガシ弾くのにはいいですね!
逆に低めの場合、低音が落ち着いて中域が前に出るようになります。

他の部分の調整にも言えることですが、
音質が変わることも狙って積極的に調整していくことが、
アンプのEQをイジるよりも良い結果が出る場合もあるんですよ~!

 

 

【ネック調整 弦高調整は、コツが分かれば簡単に出来る】

ネック調整~弦高調整は、そこまで難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください!

楽器屋さんのリペア担当の方と音を聴きながら、好みの音にしていくのも
なかなか大変だと思いますし、自分で出来れば『あれ?なんかオカシイな?』
と思った時にすぐ出来ますし!

お気に入りのマイギターを可愛がってあげてくださいね(笑)

 

ギター教室・ピアノ教室・ボーカル教室・ボイトレはコチラ!

image

この記事を書いた講師

ヤマヤヒロユキ(ギター講師)

ミオンミュージックスクール ギター講師。

チビッコから大人の方まで、音楽が大好きならばみんな仲間!
一緒にギターを弾いて楽しみましょう!

\ この記事をシェアする /

  • facebook
  • googlePlus
  • line
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • socialButton
We’re mion music! たのしい講師があなたをお待ちしています♪
ミオンの無料体験レッスン お電話からでもご予約OK!ご気軽にどうぞ
  • 体験レッスン 詳細はこちら
  • 体験レッスン お申し込み