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東中野 ギター 教室紹介 2017.11.04
クラシックギターによるアンサンブルは、やっぱりミオンミュージックが楽しい!
こんにちは!ミオンミュージックスクール ギター講師、黒沼です。
私が音楽をはじめるキッカケとなったギターアンサンブル、かれこれ29年間続けていますが、今だ一切飽きることがありません!いつもいつも「アンサンブルって楽しいなぁ。」って言いながら練習してます!(笑)
さて、本日は、ミオンミュージックスクールの元祖アンサンブルである、「ミオンギターアンサンブル」についてご紹介させていただきます。
ミオンギターアンサンブルとは?
【団体名】ミオンギターアンサンブル
【練習日】水曜19:30〜21:00、土曜19:00〜21:00
【練習場所】ミオンミュージックスクール 東中野 本館
【費用】月1,620円(税込) ※ただし、個人レッスンを受講されている方限定
【メンバー】クラシック・エレキ・アコースティックなど、初心者〜ベテランの方まで
【演奏スタイル】様々な音域のクラシックギターを使用してオーケストラのように演奏
幅広い音域が、音楽をより豊かに表現できるようになります!
ギターアンサンブルで使用する楽器についてご紹介いたします。
アルトギター
通常のクラシックギターの弦長は650mmに対し、アルトギターは530mmとだいぶ短く設計されており、チューニング5度高く合わせます。オーケストラでいうヴァイオリンパートとなりますので、主に主旋律を担当する楽器です。パートも第1,第2と別れ、ハーモニーを作りながら美しくメロディを奏でます。弦長は短いのですが、音域が高いため弦の張りも強くする必要があります。ですから、弦の張りを和らげるために右手の位置をサウンドホールの真上に構え演奏します。
プライムギター
通常のクラシックギターが担当するのは、オーケストラでいうヴィオラパートです。ギター合奏業界内で「基礎的なギター」を意味することから、この名が付けられたようです。人の心を落ち着かせるクラシックギターのやさしい音色の秘密の一つは、その音域にあります。この人の声に近い落ちつきのある低い音域こそ、ギターの魅力なのです。楽譜もクラシックギターは、実際に書かれた音域よりも1オクターブ低い音を出しています。
バスギター
通常のクラシックギターよりも4度低くチューニングします。アルトギターと同じ ①B ②F# ③D ④A ⑤E ⑥B というチューニングとなります。中には7弦付きのギターもあります。バスギターは、オーケストラでいうチェロパートです。低音でオーケストラ全体を支えたり、様々なリズムを表現したり、美しいメロディを奏でたり、曲想の仕掛け役を担当するなど、オーケストラの中で多彩な役割を持っています。
コントラバスギター
プライムギターの1オクターブ下のチューニングで、オーケストラのコントラバスパートを担当します。オーケストラにとって低音の厚みはとても重要です。低音がしっかりしていないと、サウンド全体が薄くなってしまって迫力も出せません。音楽を聴いて感動するときは、必ず安定した低音パートの支えがあるものです。
ギタロン
コントラバス同様、プライムギターの1オクターブ下のチューニングです。奏法は通常のギターとはまったく異なり、チェロのようにエンドピンを使って楽器を立てて演奏します。また、左手はフレットレスで耳と感覚で音程を探していきます。そして、右手も親指と人差し指でつまむように構え、腕全体で音を描くように演奏します。このギタロンがあるかないか、何人いるかによって、低音の厚みに大きく変わってきます。最も演奏困難な楽器ですが、メンバーを大切に育てて充実させていきたいところです。
アルトチェンバロギター
チェンバロという楽器はバロック時代になくてはならないサウンドで、鍵盤楽器なのですが、ピアノのようにハンマーで弦を叩くのではなく、鉄の弦を針で弾いて奏でる楽器なのです。このキラキラと輝くチェンバロの響きを再現したのが、このチェンバロギターです。チューニングは、アルトギターと同じチューニングで、低音の流れに乗って和音をつけていくような音づくりをしています。
プライムチェンバロギター
プライムギターチューニングのチェンバロギターです。アコースティックギター(フォークギター)にも12弦はありますが、ギター構造の違いにより出音は違います。クラシックギターの構造を元にしたプライムチェンバロギターは、鉄弦のきらびやかさにプラスして、音のやわらかさも兼ね備えています。より低音に近いオーケストラの支え役で、コードアルペジオを奏でたり、荘厳な雰囲気をつくるのも得意とします。
どんな楽曲を演奏するの?
演奏する楽曲もバッハやヴィヴァルディ、モーツァルトなどクラシック曲から、クラシック曲をわかりやすくアレンジされた楽曲、ポピュラーや世界各国の民謡など馴染みやすい楽曲まで、幅広いレパートリーに取り組んでいます。
今まで演奏した楽曲
クラシックシリーズ(アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ガボット、永遠なる愛、調和の霊感、ハ長調・ニ長調のコンチェルト、アヴェ・マリア、アルハンブラの思い出、ウィーンはいつもウィーン、トリオ・ソナタ、)
ポピュラー・民謡シリーズ(オブラディ・オブラダ、シェリーに口づけ、涼風のワルツ、おまえのカーネーションおくれよ、プリンク・プランク・プランク、スパニッシュコーヒー、あわてんぼうのサンタクロース、きよしこの夜、星空のピアニスト、アニー・ローリー、)
バロック風シリーズ(春よ来い、われは海の子、七つの子、ふるさと、二つの日本の風景、さくらさくら、雪)
ギターオーケストラオリジナルシリーズ(すばる、星月夜二想フ、翼、秋晴れとチョコレート)
どのような活動をしてるの?
ミオンギターアンサンブルの年間の活動内容をご紹介いたします。メンバーたちの現在のブームはボランティア演奏会です。聴いてくださったお客様から直に伝わる言葉は、「音楽をやっていて本当に良かったなぁ」と実感できる瞬間です。
年に2回、教室で開催されるクラシカルコンサートに出演
「生演奏」にこだわったクラシカルなサロンで開催される発表会です。アンサンブルメンバーは、合奏出演と同時に、独奏・重奏にも出演していますので、演奏会のための準備が結構大変だったりします。しかし、独奏・重奏もメンバー同士の絆を活かして、試演会を開催して切磋琢磨し合うことができたりもします。
「誰かのために」演奏することを目標にボランティア演奏会を開催
もちろん自分たちのために演奏することも大切ですが、「誰かのために」演奏することで、アンサンブルの真髄を学ぶことが気がします。メンバー全員の気持ちを一つにして、一つの大きな音楽を創り上げる喜びは生涯の糧となります。
「音楽と旅を同時に楽しむ!」全国各地へ演奏旅行へ行きます
仙台・大阪・金沢など、老人ホームやホテルロビーなどでボランティア演奏会を行いながら、旅を楽しむなんとも贅沢な企画です。気の合う仲間たちと旅をしながら得た思い出は、かけがえのないものとなります。
たまには「演奏力」にこだわって、コンクールに出場します
私たちは、「音楽を楽しむ」ことを第一優先で活動していますが、たまには真剣勝負も楽しんだりします。しかし、これもまた本番に向かってメンバーの心が一つになる楽しさ、自分たちのサウンドが日々成長していく過程を楽しんだり。やっぱりいつだって「楽しい!」を大切にしたいと思っています。
いかがでしたか?実際の活動内容を見てみると、「わぁ、本格的で大変そう…。」と感じる方もいるかと思いますが、決してそんなことはありませんよ!初心者の方だけが集まるアンサンブルがあったり、少しずつ実力がついてステップアップしてベテランの方と一緒に演奏したり。そして、練習後には楽しく食事をしながら、音楽談義に花を咲かせます。
音楽を楽しむなら、やっぱり「アンサンブル」です!ぜひお気軽にご参加ください!
この記事を書いた講師
黒沼永道(ギター講師)
船橋市立八木が谷中学校ギター部から、私のギター人生がはじまりました!ギターアンサンブルは本当におもしろい!!
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