こんにちは!ミオンミュージックのピアノ講師、小林三希子です。
春になり、進級した子供たちや、ピアノをこれからはじめるお子さん増えました!
そこで、今回は子供たちのやる気スイッチについてお話したいと思います。
子供たちのピアノのやる気スイッチはどこだ??
よく、「ほめて伸ばそう!」という言い方をしますね。
お子さんの性格や年齢、環境などでも変わってくるかと思いますが、
どのようなレッスンをすれば上達するかは一人一人違っていると感じています。
ここでは子どもたちの頑張れるきっかけを大きく3つに分けてみたいと思います。
1『楽しい!』 2『悔しい!』 3『やらなくちゃ!』
大まかにはこの3つがやる気のきっかけになっているように思います。
こう3つに分けるといかがでしょうか?
親御さんとしては、どれが一番望ましいと思いますか?
私としては、どれも良いきっかけだと思います!
勿論、親御さんとしては1の『楽しい!』これが一番望ましいと思うのですが、
お子さんの性格によっては、2の『悔しい!』が大きなきっかけになったり、
3の『やらなくちゃ!』という頑張りやさんは自分できっかけをつくれる名人です!
どんなきっかけでも、子どもたちに与えてあげられるように心がけてレッスンをしています。
では、お子さんのやる気のきっかけはどれに当てはまりますか?
1『楽しい!』
何より音楽を楽しめる感性は、レッスンを通してどんどん育ててあげたいですね。
本人が楽しんでレッスンや練習に取り組んでいる場合、
または、楽しんでピアノを学んで欲しい場合、どのようなことが必要になってくるでしょうか。
・さらに楽しめるように曲を選ぼう!
好きな曲を練習出来るのはやっぱり楽しいですね。お子さんの感性を育て、身につけるべきテクニックや知識も、好きな曲であればより吸収してくれます。
・新しいことを学ぼう!
弾くことが楽しければ、新しいことを学べるともっと楽しめます!音をつよく弾く、よわく弾く、
だんだんゆっくりと、音をみじかくきって、など、色々な弾き方をどんどん身につけることができます。
・どんどん自信をつけていこう!
さらに、自信をつけてあげることで、ますますピアノが楽しくなってきます!
先生や親御さんの褒め言葉はとっても重要です。練習した成果が出たことを感じることはとても重要です。
また、発表会に出演し、人前で演奏することでより自信をつけることができるのではないでしょうか!
本人が楽しんで練習している時は、失敗などは指摘せずに見守って応援してあげてください!
2『悔しい!』
弾けなくて悔しい・・・、もっと上手に弾きたいのに・・・!
こんな思いがとても強いエネルギーになるお子さんもいます。
では悔しさがきっかけになるお子さんには、どのようなことが必要になってくるでしょうか。
・もう少し頑張れば弾けるようになるっ!という課題を与えてあげる。
これはとても重要で、あくまでも今よりもう少し頑張ればできるようになる課題です。
突然あまりに難しい課題を与えてしまうと、頑張るエネルギーが壊れてしまうかもしれません。
何度も失敗しながらも手が届きそうになるくらいの課題を。そして弾けたらうんと褒めてあげたいです。
・同じ年齢の子供の演奏を聴く機会をつくってあげる。
自分と同じ学年で同じ目線の他の子供の演奏にはとても刺激を受けます。
発表会などで聴く機会はとても良いですね!
日頃から取り入れる場合は、YouTubeなどで検索し、聴かせてあげるのも良いと思います。
ただ、あまりに差がありすぎるような演奏はNGです。
上記でも書きましたが、頑張るエネルギーが壊れてしまうかもしれません。
そして、この方法は『比較させる』ことにつながります。
決して、比較が悪い方向になってはいけません。
もっと上手になりたい!と前向きなエネルギーに繋がる良い比較を取り入れましょう!
3『やらなくちゃ!』
まじめで頑張りやさんなお子さんは、自分できっかけをつくる名人です!
やらなくちゃー!というエネルギーはピアノ以外の勉強などにも活かせます。
私たち大人も、毎日やらなくちゃいけないことに追われていますね。
それをこなしていける力を小さい頃から身につけ、習慣にできたらどんなに良いでしょうか。
では、そんな頑張りやさんには、どのようなことが必要になってくるでしょうか。
・次回レッスンまでの課題は明確に設けること、達成感を!
練習曲のここまでは両手で弾けるように、など、明確に設けてあげることです。
こんな感じで、できるところまで~という不明確なものは達成感が得られにくいと思います。
やらなくちゃ!というエレルギーがストレスに繋がってはいけません。
必ず達成感が得られるように・・・!これが重要です!
・少しの変化に気づいてあげる
やらなくちゃ!というエネルギーは、こつこつと身につける必要があります。
小さな変化に、小さな上達に気づいてあげることで継続できるのではないでしょうか。
そして、さり気なくほめてあげることで、モチベーションの維持にも繋げたいですね。
大きくなるにつれ、自分で明確な課題を設けて励むことができるよう、
早い段階からしっかりとしたサポートをしてあげたいと思います。
やる気スイッチ、共通していえること!
上記でお子さんのきっかけを大きく3つに分けて書きました。
大まかではありますが、この3つのきっかけというのは必ず存在します。
どれがお子さんに合う方法か見極め、きっかけをつくってあげることが必要だと思っています。
大きく3つに分けましたが、共通していえることがあるように思います。
やはり褒めであげること!です。
そして、褒めることよりも子どもたちの変化が大きかったことがあります!
それは・・・
喜んであげること!です。
親御さんの喜ぶ姿を見ることが、子どもたちの大きなエネルギーになっていると感じます!
上達したこと、頑張ったことを喜んであげてください!
そして、もうひとつあります。
それは・・・
驚いてあげること!です。
褒めるよりも子どもたちのエネルギーに繋がっているように思います。
上達したこと、頑張ったことに驚いて上げてください!
私たちにできること
子どもたちを応援する為に私たちができることはきっと沢山あります!
毎日、子どもたちに発見させられることを感謝し、
大きくなる子どもたちを全力で応援したいと思います!
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