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ピアノ 2018.02.03
緊張の発表会!どう乗り切る!?ミオンピアノ講師対談 後編
こんにちは!ミオンミュージックスクール・ピアノ講師ユウです!
お待たせしました!ピアノ講師による対談の後編です。
3/11(日)に行われるクラシカルコンサート、通称「クラシカ」について
小林三希子先生と語るこの対談企画。
「今までのクラシカ」に焦点を当てた前回はこちらから、どうぞ♪
「クラシカへの想い」~3月篇
------3月で使わせていただく会場「サローネ・フォンタナ」にはどんなピアノが置いてあるんですか?
格式高いベーゼンドルファーなんですよ!(*参考「ベーゼンドルファー」)詳しくは覚えていないのですが、名高い方から譲り受けたものだそうです。とっても古いおじいちゃんピアノなのですが、とってもいい音で、私も弾くときに緊張しちゃうくらい。
------歴史のあるベーゼンドルファーを弾けるなんてこと早々ありませんよね、これはもう是非ひとりでも多くの生徒さんに経験してもらいたいなぁ。
本番は、「会場にいること」「自分の音を聴く」ことを楽しんでほしい。
------今回のクラシカに寄せて生徒さんへの言葉を頂きたいです。
前編でお話したとおり会場もすごく素敵で、ピアノの音も味のある、なかなか弾けないピアノですし。緊張したり、頭が真っ白になるイメージもあるとは思うんですけど、とにかく「会場にいること」と、座って弾いて「自分の音を聴く」ことを楽しんでほしいなと。客観的に、自分を見るという体験をしてほしいです。
------発表会直前ならではのレッスン方法はありますか?
「鬼のレッスン」と言われているレッスンがあって(笑)
発表会本番を想定して、お教室に入ってくるところからステージを意識して演奏をしてもらいます。おじぎや、MCも含めてです。
------それはレッスンの最後に行うんですか?
いえ、最初なんです。緊張感や指がほぐれた状態からではなくて、一番最初。緊張感に負けずに、「最後まで弾ききる」練習ですね。途中で間違えてしまうことは、本番にも想定できること。それでも最後まで弾くというのは、自己練習ではなかなか難しいんですね。「上達する練習」ではなく、人前で「上手に演奏する練習」に切り替えるという感じです。子供もやっていますよ。
------すっごく大事な練習ですね。
最初にやるので、すごく緊張はすると思うんですけど「今日録音してますからね」とか、「間違えた回数数えておきますね」「はい、15回っ」とか言って(笑)
------鬼(笑)
ですよね(笑)でもそうやって緊張感をレッスンで高めてあげて、MC一緒に考えてあげたり、何度も何度も繰り返して練習します。私も横で聴いていて緊張するし、自分だったらいやだなと思うんですけど、「愛なんです」って言いながら(笑)
でもそれで本番に強くなってもらったり、「あのレッスンがあったから、(演奏が)止まってもやり直せました」っていうお声を頂くこともあります。
私の緊張対策ですか?それはもう終わったときのこと考えてます(笑)
------本番で緊張している生徒さんへはどういったお声掛けをしますか?
本番は私も「がんばってね」とか「リラックスしてね」とかありきたりな言葉しかかけられないんですけれど、運営でバタバタしたりもしますが、落ち着いてステージに見送ってあげたいなと。私の緊張対策ですか?それはもう終わったときのこと考えてます(笑)「この10分が終わったらもうなぁんてことないんだ~」なんて思いながら(笑)
------最後に、これからのクラシカへ、どんな期待をしますか?
最近は歌で参加する方も増えています。クラシカを、形態にとらわれず、いろんな流れを含んだもっとエンターテイメントなイベントに、みんなで楽しむという空気感でもって出来上がる発表会にしたいなと思っています。
have a nice piano day ♪
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