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ボーカル 2017.03.15

ボイトレ初心者必見!腹式呼吸、お腹から声を出すとは?その仕組みと練習法

最近、自炊が楽しくなってきたボーカル講師の岡田です。
「お腹から声を出す」これよく聞きますよね。
お腹から声を出す、言いたいことは分からなくないが実際にやろうとすると分からない。これを解決できるように具体的に説明していきたいと思います。


お腹から声を出す=腹式呼吸


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お腹から声を出すというのは「腹式呼吸を身につけて正しく発声する」ということです。
もちろんお腹から声は出ません。笑
声は声帯から発しているものですのでこの腹式というのは一種の例えですね。
では、なぜ腹式呼吸の必要があるのか。
普段の呼吸というのは「胸式呼吸」と言われている呼吸法で、あばらを開く横の動きで呼吸が行われているものになります。
この呼吸法は肺の一部分に吸い込んでいるので「浅い呼吸」になってしまいます。
普段の日常会話であれば適当なタイミングで息継ぎをするため、この呼吸でも成立します。
ですが歌の場合だと息継ぎをしても良いタイミング(休符)というのがあらかじめ決まっています。
普段よりも深い呼吸で、空気を蓄えておく必要があるのです。
その際に必ず避けて通れないのが腹式呼吸です。
腹式呼吸は胸式での呼吸と違い、横隔膜が下がることによって肺全体で吸う、縦の動きで呼吸が行われます。
お腹が張るという感覚がある呼吸法ですが、これは横隔膜が下がり、内臓が押し出されることでお腹周りが張った状態のことを言っています。


腹式呼吸のやり方


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では実際にやってみましょう。
鼻から息を吸い込み、口からたっぷり時間をかけて「すぅー」と音を立てて吐き出してみましょう。
息を吐く際は、肺に入ってきた空気が空っぽになるまで吐き切るイメージでやってみてください。
できれば鏡を見ながらやってみましょう。
息を吸ったり吐いたりした時に肩が上がったり胸が膨らむ場合は腹式になっていません。
その場合は、膝を曲げて上半身をまっすぐ倒し、両手を腰に当ててやってみると分かりやすいと思います。
手をあてている腰周りに空気が入ってくる感覚があればしっかり腹式呼吸になっている証拠ですね。
もちろんその呼吸が出来ても、歌う時にとっさにその呼吸になるためには無意識でも腹式呼吸になるくらいに掴めていないと難しいのですぐにはできないでしょう。
時間はかかりますが、ゆっくり時間をかけて深く吸う、腹式呼吸という感覚を身につけてみてください。


お腹から声を出す感覚の掴み方


では、実際にお腹から声を出す練習法へ。
正しい呼吸法を身につけたところで肝心の歌が歌えるかというとしっかりアウトプットする技術を身につけなくてはいけません。
ここからは腹式発声の効果的な練習メニューへ。


・スタッカート練習


スタッカート(短く切る)で声を出していきましょう。
「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」と短く出していきます。
この時のポイントは、声を発している瞬間、背中が張って上半身が浮き上がる、もしくは背筋が伸びる感覚があれば正しい練習ができているということです。
これは「人の笑い声」をイメージしてもらうと分かりやすいでしょうか?
よく笑いすぎてお腹痛いという表現をしますが、実際に人が声を上げて笑う時というのは歌う時と同じ発声になっています。
人の笑い声って遠くにいてもよく聞こえますよね。理想の発声だと言えます。


・ロングトーン練習


続いては少し高めの音程で声を張ります。
今度は「ハーーーーー」と真っ直ぐ伸ばして歌ってください。
その際も、背中が張って上半身が浮き上がる、もしくは背筋が伸びる感覚があるのがベストです。


・スタッカートとロングトーンを織り交ぜる


ここまできたら組み合わせてみましょう。
鍵盤がある方は「ドミソミド」と音をとってやってみてください。
発音は同じく「ハッハッハッハッハー」です。スタッカートで出していき、最後の音程で伸ばします。


腹式発声ができているかどうかの一番分かりやすいポイント


上記の練習以外にもいくらでも発声練習に使えるメニューはありますし、ご自分に合った方法を見つけていただければと思います。
ただ、どのような発声練習やフレーズであったとしても正しく歌えているかどうかのセルフチェックポイントにしてほしい点があります。
それは「歌っている、声を出している最中はお腹周りが張っている」ということです。
是非、両手を腰に当てて発声練習してください。
お腹、というよりは発声のチェックポイントは背中側にかけても張るものだという認識を持ってもらいたいです。
腹式呼吸と聞いて皆さんお腹を意識されるんですがあまり体の前面を意識するのはよくないように思います。
結果的に肩や首にも力が入ってしまうので、常に背中側を意識していただきたい。
そうすることで歌う上で大事な姿勢もキープできますし、力みがとれて正しい発声の感覚が掴みやすくなります。
腹式呼吸自体は普段の呼吸とは違う呼吸法のため、なかなか身につくまで慣れないですが本当に歌にあらゆる良い影響を与えます。発声の柱になります。
焦らずじっくりやってみてください。

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