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腹式呼吸

ボーカル講師の岡田です。
今日はボイトレをこれから始める方に練習曲の選び方についてご紹介。
ボイトレを始めても最初はなかなか発声を意識して歌えない、実際に曲を歌うと発声練習通りにはいかない…そんなボイトレ初心者向けな曲もご紹介します。


ボイトレ初心者、最初は好きな曲を歌えばいい


それでは早速ボイトレを始めるとなると、まずボーカルスクールの体験のレッスンを受けます。
その時、何を歌いますか?
いざ体験レッスンが始まり、歌ってみましょうとなっても「どんな曲を歌えばいいですか?」「皆さんは最初どんな曲を歌いますか?」という質問をされる方も結構いらっしゃいます。
実際にミオンミュージックスクールに来られる方も初心者の方が多く、このケースはすごく多いです。
初めてのボイトレで無理もないですよね。
初心者の方の選曲について私の考えとしては自分が歌いたい曲、歌ってみたいと思っている曲を素直に歌っていただくのが一番良いということです。
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何故かというと、最初だからこそ普段歌っている曲を、普段聴いている音楽を実際に歌って見せていただいたほうがその人に何が足りないのか、どうすれば歌いたいと思い憧れている曲が気持ち良く歌えるようになるのかが判断しやすいからです。
最初だからこそ素直に歌いたい曲を歌ってください。


ボイトレで歌う曲選びのポイント


ボイトレで歌う曲選びのポイントはレベルによって大きく変わります。中級者~上級者の方は少し背伸びをして幅の広い選曲をオススメしますが初心者の方は、まず「ボイトレ初心者を卒業するための選曲」を心がけるといいです。
初心者から卒業、つまり基礎の発声がしっかり身につく選曲ということですね。
覚えたての腹式呼吸では実際に歌ってみたところで曲が難しいとめちゃくちゃな発声になってしまいます。発声を身につけている最中だからこそ難しく考えすぎず歌えそうな難易度の低い曲を選んでください。


具体的にボイトレ初心者向きな曲の特徴は?


・音域が狭い、あまりキーが高くない
・メロディの浮き沈みが少ない
・音数がが少なく、リズムが簡単
・地声と裏声の行き来が少ない、または全くない
・原曲のボーカリストの癖が少ない
などがあります。
続いては具体的に最近、ボーカルレッスンでやった曲の中で初心者にオススメする曲をご紹介しましょう。
もちろん自分の歌いたい曲の中から選ぶのが一番ですが迷っている方は以下を参考にしてみてください。


ボイトレ初心者にオススメしたい練習曲【男性編】


・桜(コブクロ)



日本を代表する人気デュオですね。
この曲はキーの高さも適度で、メロディもそんな音数がないため、腹式呼吸がまだうまくできない方も意識して歌いやすい構成になっています。


・世界に一つだけの花(SMAP)


この曲も音域、リズム共に決して難しくないので練習曲に適しています。
この曲に限らずですが、全般的にアイドル系の曲はそんなに難しい構成ではなく、歌い手の癖も出すぎていないためボイトレには適しています。


・奏(スキマスイッチ)



カラオケでもよく歌われる定番曲ですのでご存知の方も多いでしょう。
この曲は最後の転調を除けば、音域も低く歌いやすい曲のため、ボーカルレッスンで歌われることが多い曲です。
この曲を通じて発声が安定してくると、最後まで通して上手に歌えるようになるためレッスンでは人気の1曲です。


ボイトレ初心者にオススメしたい練習曲【女性編】


・にじいろ(絢香)



絢香さんというと日本を代表する歌唱力を持つ女性ボーカリストですが、この曲は音域も狭く、またシンプルで親しみやすいメロディになっているため非常に歌いやすいです。
ボイトレ始めの女性には持ってこいの1曲です。
朝ドラの影響もあり、現在、中学生の女の子から主婦の方まで幅広くレッスンで練習する1曲になっています。
ある程度、発声が身についてきた方は同じく絢香さんの曲で「三日月」もオススメです。
「三日月」は表現力も身につくのでボイトレ初心者に限らずオススメします。


・Story(AI)



 AIさんの曲はかなりリズムが難しい曲が多い中、初期作品であるこの曲は王道のバラードとなっていて音域も適度な高さのため、発声に意識して練習するにはオススメの曲になっています。


・ハナミズキ(一青窈)



 一青窈さんの代表曲であるこの「ハナミズキ」もボイトレ初心者には定番の1曲です。
歌のリズムが難しくないことに加え、発声自体もとてもシンプルなため基礎の発声を歌の中で習得するにはオススメの選曲ですね。

どうでしょう?ボイトレに向けた選曲はできましたか?
ボイトレを始めようと思っている方は、最初だからこそ選曲に悩む方が非常に多いように感じます。
結局、好きな曲を歌えるようになるためのボイトレなのですから自分の歌いたい曲の中から練習に適した曲が見つかればそれが一番良いです。
ボーカルレッスンに実際に通われている方は先生に相談するのも手っ取り早いです。
歌の上達に繋がる自分にしっかり合ったボイトレ練習曲を見つけてください。

 

 

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腹式呼吸

最近、自炊が楽しくなってきたボーカル講師の岡田です。
「お腹から声を出す」これよく聞きますよね。
お腹から声を出す、言いたいことは分からなくないが実際にやろうとすると分からない。これを解決できるように具体的に説明していきたいと思います。


お腹から声を出す=腹式呼吸


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お腹から声を出すというのは「腹式呼吸を身につけて正しく発声する」ということです。
もちろんお腹から声は出ません。笑
声は声帯から発しているものですのでこの腹式というのは一種の例えですね。
では、なぜ腹式呼吸の必要があるのか。
普段の呼吸というのは「胸式呼吸」と言われている呼吸法で、あばらを開く横の動きで呼吸が行われているものになります。
この呼吸法は肺の一部分に吸い込んでいるので「浅い呼吸」になってしまいます。
普段の日常会話であれば適当なタイミングで息継ぎをするため、この呼吸でも成立します。
ですが歌の場合だと息継ぎをしても良いタイミング(休符)というのがあらかじめ決まっています。
普段よりも深い呼吸で、空気を蓄えておく必要があるのです。
その際に必ず避けて通れないのが腹式呼吸です。
腹式呼吸は胸式での呼吸と違い、横隔膜が下がることによって肺全体で吸う、縦の動きで呼吸が行われます。
お腹が張るという感覚がある呼吸法ですが、これは横隔膜が下がり、内臓が押し出されることでお腹周りが張った状態のことを言っています。


腹式呼吸のやり方


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では実際にやってみましょう。
鼻から息を吸い込み、口からたっぷり時間をかけて「すぅー」と音を立てて吐き出してみましょう。
息を吐く際は、肺に入ってきた空気が空っぽになるまで吐き切るイメージでやってみてください。
できれば鏡を見ながらやってみましょう。
息を吸ったり吐いたりした時に肩が上がったり胸が膨らむ場合は腹式になっていません。
その場合は、膝を曲げて上半身をまっすぐ倒し、両手を腰に当ててやってみると分かりやすいと思います。
手をあてている腰周りに空気が入ってくる感覚があればしっかり腹式呼吸になっている証拠ですね。
もちろんその呼吸が出来ても、歌う時にとっさにその呼吸になるためには無意識でも腹式呼吸になるくらいに掴めていないと難しいのですぐにはできないでしょう。
時間はかかりますが、ゆっくり時間をかけて深く吸う、腹式呼吸という感覚を身につけてみてください。


お腹から声を出す感覚の掴み方


では、実際にお腹から声を出す練習法へ。
正しい呼吸法を身につけたところで肝心の歌が歌えるかというとしっかりアウトプットする技術を身につけなくてはいけません。
ここからは腹式発声の効果的な練習メニューへ。


・スタッカート練習


スタッカート(短く切る)で声を出していきましょう。
「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」と短く出していきます。
この時のポイントは、声を発している瞬間、背中が張って上半身が浮き上がる、もしくは背筋が伸びる感覚があれば正しい練習ができているということです。
これは「人の笑い声」をイメージしてもらうと分かりやすいでしょうか?
よく笑いすぎてお腹痛いという表現をしますが、実際に人が声を上げて笑う時というのは歌う時と同じ発声になっています。
人の笑い声って遠くにいてもよく聞こえますよね。理想の発声だと言えます。


・ロングトーン練習


続いては少し高めの音程で声を張ります。
今度は「ハーーーーー」と真っ直ぐ伸ばして歌ってください。
その際も、背中が張って上半身が浮き上がる、もしくは背筋が伸びる感覚があるのがベストです。


・スタッカートとロングトーンを織り交ぜる


ここまできたら組み合わせてみましょう。
鍵盤がある方は「ドミソミド」と音をとってやってみてください。
発音は同じく「ハッハッハッハッハー」です。スタッカートで出していき、最後の音程で伸ばします。


腹式発声ができているかどうかの一番分かりやすいポイント


上記の練習以外にもいくらでも発声練習に使えるメニューはありますし、ご自分に合った方法を見つけていただければと思います。
ただ、どのような発声練習やフレーズであったとしても正しく歌えているかどうかのセルフチェックポイントにしてほしい点があります。
それは「歌っている、声を出している最中はお腹周りが張っている」ということです。
是非、両手を腰に当てて発声練習してください。
お腹、というよりは発声のチェックポイントは背中側にかけても張るものだという認識を持ってもらいたいです。
腹式呼吸と聞いて皆さんお腹を意識されるんですがあまり体の前面を意識するのはよくないように思います。
結果的に肩や首にも力が入ってしまうので、常に背中側を意識していただきたい。
そうすることで歌う上で大事な姿勢もキープできますし、力みがとれて正しい発声の感覚が掴みやすくなります。
腹式呼吸自体は普段の呼吸とは違う呼吸法のため、なかなか身につくまで慣れないですが本当に歌にあらゆる良い影響を与えます。発声の柱になります。
焦らずじっくりやってみてください。

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腹式呼吸

ボーカル講師の岡田です。
今日はボイトレ初心者、またはこれからボイトレを始めてみようかなとお考えの方に、腹式呼吸って何なの?どうすれば出来るようになるの?という点についてお話しします。
実際にボーカルレッスンでも取り入れていて、すぐに自分でも出来る内容まで詳しくご紹介します。


ボイトレの基本、腹式呼吸は何が違う?


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まず、ボイトレの話になると必ず出てくるワード「腹式呼吸」。一体どんなものなのか。
まず呼吸法の種類には「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2種類があります。


胸式呼吸とは?


肋骨の間の筋肉が開いたり閉じたりして肺に空気を送り込む「横の動き」による呼吸法です。
日常生活ではこの胸式呼吸がメインになります。
横に開く動きでの呼吸法になるので胸が膨らむ、肩が上がるというのが視覚上の特徴になります。


腹式呼吸は何が違う?


肺の下に横隔膜という筋肉があります。
この筋肉が下がることにより肺を下に引っ張ります。
この動きによって肺全体を使って目一杯に息が吸い込めるため、大きな声や高い声を出す必要があり、尚且つ息継ぎできる場所がある程度決まってしまっている歌においてはたくさん息を蓄えて「絞り出す」ように声を出すことが必要になります。
これはお腹で吸ってるわけではありません。
腹式呼吸と呼ばれる理由は横隔膜が肺を下に引っ張り、下がることにより、内臓が押し出されてお腹周りが張ったような膨らんだような状態になるためです。


腹式呼吸は歌にとってメリットだらけ


腹式での呼吸をマスターするメリット


・息が深く吸えて、さらに絞りながら声を出せるため息が続くようになる
・吐く息や声のコントロールがしやすい
・重心が下にいくため支えが効いて声が安定する
・息抜けの多かった声がしっかりした声になり声量アップ
・声帯への負荷が極端に減るので長時間歌っても疲れない、声も枯れないなど歌っていると気になってしまうようなあれこれが一気に解決します。


腹式呼吸をマスターして実践で使えるレベルまで身に付けるためのボイトレ法


①基本の腹式呼吸練習法


直立の状態から膝を少し曲げます。その状態で背筋の下あたりに手を当てます。
そのままゆっくり息を吸います。この時、鼻から吸うようにしてください。
息を吸い込んだら吸った時間の2倍ほどかけて吐き切るイメージで口から吐いてください。
歯の間から「すぅー」と音を立ててゆっくり吐きましょう。
吐ききったらまた鼻から吸います。吸った時に手を当てている背中側に空気が入ってくる感覚はありますか?
そして吐いた時にはもちろん空気が抜けていく感覚があります。
もし分かりづらいという方はその姿勢の状態で上半身だけ前に倒して同じ呼吸を試してみてください。
先ほどより腹筋や横隔膜に力が入れやすいため、腹式呼吸が比較的分かりやすい練習法です。


②仰向けで腹式呼吸をやってみる


普段、寝ている時は皆さん自然と腹式呼吸なんです。
仰向けになり、両膝を曲げて両手をお腹に置きます。それで呼吸してみましょう。
体の中心部分、お腹周りが膨らみ、自然と腹式呼吸になるのではないでしょうか。
実は仰向けで寝て練習するのは呼吸だけの話ではなく、実際に歌うのも良い練習になります。
無駄な力も抜けて、抜けの良い声を作りますし、オススメです。
また、逆に就寝時に横になった状態で肩を上げ下げしながら「胸式呼吸」で寝ようとしてみてください。
呼吸が浅くて苦しく、とても眠れないことでしょう。
それだけ浅い呼吸で普段歌ってしまっているということがよく分かって腹式呼吸を使った時の有り難みを感じますよ。笑


腹式呼吸ができているかのチェックポイント


それでは腹式呼吸。自分でちゃんとできているかチェックしてみましょう。


①肩や胸が動かない


鏡を用意します。
鏡で確認しながら腹式呼吸を意識して呼吸してみましょう。
胸や肩は動いてませんか?動いていたら横の動きによる「胸式呼吸」になっています。
しっかり肩の力を抜いて腰で支えましょう。


②ロングブレスをしてみる


続いてはロングブレスによる確認。
ストップウォッチを用意します。息を吐き続けられる時間を計ってみましょう。
この時、たっぷり息を吸い込んで好きなタイミングでやってください。
そして息を吐く量はそんなに気合入れて吐き出さなくていいですよ!
弱くていいです。
とにかく「1秒でも長い時間吐く」気で吐いてください。
これで10秒〜20秒程度しか続かない方、まだまだ腹式呼吸ができていないようです。先ほどの練習法を引き続き頑張ってください!
30秒以上続くようであればもうずいぶん腹式呼吸の感覚がつかめていることでしょう。


腹式呼吸ができてもまだ安心できない!継続は力なり!


腹式呼吸がある程度できてきたとしてもまだ安心できません。
覚えたてが一番危険です!放っておくとすぐ忘れてしまいます。
コツがつかめてきてもしっかり練習を続けてください。
最初のうちはせっかく腹式呼吸できていても実際に歌うと全然できない、なんてこともあります。
歌っている最中も腹式呼吸がブレないまでになるにはなかなか時間がかかります。
継続して頑張りましょう。

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