mion music school
ミックスボイス

花粉症が治った疑惑もあるボーカル講師の岡田です。
vocal083
ボイトレ初心者の方に限らず、皆さんなかなか難しいと仰るのがこの「高い声を小さく出す」というボーカルアプローチです。
高い声を出そうとすると、どうしても大きな声で張り上げてしまいませんか?もちろんそれで良い時もあるのですが場合によっては音程が高くなっても小さく優しく歌いたい時もあるじゃないですか。
みんなでカラオケに行き、しっとり聴かせるバラードを歌う。
vocal087
途中まで良い感じに歌えていたのに音程が高くなってきて声を張り上げてしまい、せっかくのムードがぶち壊し、なんてシーンに出くわしたり、もしくは自分がそうゆう歌い方になってしまったりした経験もあると思います。
本当に歌が上手い人はその場に合わせて時には力強く、時には優しく歌うなどコントロールして歌えるものです。

ボーカルレッスンでも実践している優しい高音を手に入れる効果絶大のボイトレ法

さっそく実践です。
今、あなたが高い声を出す時に出せる声の選択肢は大きく分けて2つ。
①高い声を地声で張り上げる。
②裏声に切り替えて出す。
ではないでしょうか?
これでは地声だと「強すぎる」、裏声だと「弱すぎる」でしょう。
まず、今日のテーマである「優しい声で高音を出す」ということですがこれができるようになるためには発声が安定して正しくできるようになっていることが前提になります。
発声がしっかり身についている上で、これを解決するには一般的にミックスボイスで歌う必要があります。

ミックスボイスで優しい地声、強い裏声の中間域を手に入れよう

優しく小さい高音を出すためには微妙な力の入れ具合を身に着けておく必要があります。
優しく歌おうとして弱く出しすぎてしまうと声を作り出している声帯の閉鎖が甘くなってしまい、息抜けの多い弱々しいかすれ声のような声になってしまいます。
逆に力を入れすぎて強く出しすぎてしまうとかえって喉声になってしまい、聴き苦しい歌になってしまいます。
その中間の力の入れ具合が分かればこのミックスボイスも身についてきます。
オススメの練習法としては、
①まず、息だけ吐きます。
vocal084
②そのまま少しずつ声を出してみます。この時に出す声は裏声です。
vocal086
本当に少しずつで結構です。
③徐々にその裏声を出しながら地声に変換していきます。
イメージとしては最初は自分の歌を聴かせている相手の耳元に向かって声を出しているつもりくらいに小さく出して、少しずつ声を聴かせる相手との距離を離していきます。
相手というのは友達でも職場の先輩でも良いので具体的に相手をイメージするのも良いでしょう。
vocal088
そのまま最後は本当に相手が遠くに行ってしまったつもりで全開で張るところまで持っていきます。
vocal089
これを徐々に行ないます。
最初は地声に切り替わるタイミングで声が裏返ってしまったり、うまく出せないものですがその場合、大抵は舌が浮いてしまったり、口の開け方が甘くなってしまったり、顎が出てしまったりしているものです。
舌は常に下の歯の裏側に添える程度に。
口は大きく開けたところから固定して。鏡を見ながらやるとわかりやすいでしょう。

裏声を鍛えれば、地声でも優しく高音が出しやすくなる

あまり知られていませんが裏声を鍛えることは高音上達の一番の近道だと考えています。
裏声が上手に出せない、裏声が弱々しくなるという方は優しく高音が出せないという方とイコールです。
これは裏声を出す時に作用している輪状甲状筋という筋肉がうまく機能していないか筋力不足だからです。
vocal090
この輪状甲状筋はミックスボイスをはじめ、優しく高い声を出すときにも機能している筋肉なので裏声を強化するボイトレ法を取り入れると上達します。

裏声の使い方が飛躍的に上達する地声裏声ボイトレ法

まずは、地声裏声ボイトレ法からご紹介します。
まず自分の出しやすい高さの音程を地声で歌います。
そのまま1オクターブ上の同じ音程に裏声で移動します。
裏声に移動したら元の1オクターブ下に地声で戻る。
これを繰り返します。
最初は滑らかにはいかないかもしれません。
地道に気が向いた時にやってみてください。
鍵盤がある方は是非どの音で出すか決めて音程を確認しながらやると良いでしょう。
この練習により先程述べた輪状甲状筋が働き、「声帯の腹筋運動」のようなことが喉の中で起こるので直接的に鍛えられます。

裏声で限界の高さまで出すだけのシンプルなボイトレ法

次にとてもシンプルなボイトレ法ですが、
裏声で出せる高さまで出していきます。
ただ、高さだけではなく音域いっぱいに裏声を使っていただきたいのです。
裏声が出せる一番低い音から、頑張ってなんとか出せるであろう限界の高さまで。
vocal085
発音としては高音域が出しやすい「な」で発音すると良いでしょう。
単純に裏声を下から上まで出すことで裏声の音域が拡がります。
裏声の音域が広がればミックスボイスの境界域も拡がるため、優しく高音を出せる範囲も拡がります。
裏声が上手に出せる人はそんなにたくさんいません。
裏声が安定してはっきりとした音で出せるようになれば最初に述べた微妙な力の入れ具合の感覚が分かるようになり、優しいニュアンスを保ったまま高音も出せるようになります。
地道に頑張ってみてください。

ミックスボイス

ボーカル講師の岡田です。
vocal04
お問い合わせいただいた「ミックスボイスってどうゆうものなんですか?」について。
ミックスボイスの考え方や、ボイトレ初心者からでも習得できるとレッスンでも評判の練習法まで詳しくお話ししたいと思います。

ミックスボイスって具体的にどうゆう声なの?

最初に「ミックスボイス」が一体どうゆうものなのか、について。
実はミックスボイスの具体的な定義はありません。近年、この言葉自体はよく耳にするようになりましたが一種の流行り言葉のように私は受け取っています。
ただ、よく知られるようになったミックスボイスとは皆さんの認識では、

・地声と裏声の中間(ミックスボイス)

・普段は裏声で出さないと出ない高さの音も綺麗に地声のように出せる

このような印象ではないでしょうか。
実際にミックスボイスが使えると歌の幅が飛躍的に拡がります。
地声で出したいけど力任せではなく、柔らかい地声で出したい時。
裏声で出したいけど音程が低い、でも弱々しく出したくない時。
こうゆう微妙な高さの音程の時には重宝します。
しかも、ミックスボイスがしっかりコントロールして出せるようになるとメロディーを歌っていても音程のズレや声の裏返り、震えなどがなくなり、普段から安定感のある歌が歌えるようになります。

ミックスボイスを得意とするボーカリストたち

それでは具体的にミックスボイスとはどんな声なのか?実際に使っている人たちを聴いてみればいいですね。

ミックスボイスを得意とする男性ボーカリストの一例

・EXILEのATSUSHIさん

・平井堅さん

・ONE OK ROCKのTakaさん

・秦基博さん

ミックスボイスを得意とする女性ボーカリストの一例

・宇多田ヒカルさん

・superflyの越智志保さん

・DREAMS COME TRUEの吉田美和さん

などそうそうたるメンバー!
男性の方がミックスボイスの認識が簡単かもしれませんね。中性的で独特の音色ですので。
そしてここに挙げた方々以外にも、現在活躍されているボーカリストたちは皆さん基本的にミックスボイスを使われています。

ミックスボイス練習法は!?

vocal03
ミックスボイスの習得には少し根気が必要です。
出来る人は少しの期間の練習でサラッとできるようになりますし、苦戦する人は何年もかかります。
できない原因も人により様々なため具体的に早く習得したい方は間違いなく習ってしまった方がいいです。ボイストレーナーに見てもらえばミックスボイスが出せない原因もはっきりわかるのでどのようにボイトレすれば良いのか判断がつきます。

腹式呼吸はできているか?

まず大前提はやっぱり歌の基本!「腹式呼吸」です。
この腹式呼吸がマスター出来ていないうちはミックスボイスは出せません!
出せたとしても歌の中で意図的に出すことは到底できません。
はじめに自分が安定感のある地声が出せているかチェックしてください。
同じように裏声もです。裏声が安定しない方は多いですが腹式呼吸がしっかり出来ていないためです。
地声も裏声もそれぞれ安定感のある歌になっていないとその中間にあたる「ミックスボイス」なんてとてもできません。

地声裏声ミックストレーニング

ここから具体的な練習法です。
まず、自分が頑張って張れば安定して出せる高さの音を地声で出します。
そのまま切らずに出したまま徐々に裏声に切り替えていきます。最初はうまくいかず、裏返ってしまうでしょう。根気強くやれば徐々に裏返らず、どこで切り替わったか分からないくらい綺麗に地声→裏声に変化させられるようになります。
それができれば次は逆です。
裏声から出してみて徐々に地声に切り替えていきましょう。さっきとはまた違った難しさを感じるでしょう。
もし鍵盤があるのであれば人によりますがだいたい男性はmid2G(ソ)くらい、女性であればhiB(シ)くらいの音で発声してみるといいでしょう。徐々に息の微妙なコントロールができるようになります。

息を吸いながら声を出す!?

そして続いては、息を吸いながら声を出してみてください。
よく驚いてしまった時に吸いながら「あー」と出ませんか?あの声です。吸いながら音を立てるイメージだと分かり易いでしょうか?
もちろん最初は長く続きませんがまっすぐそれが出せるようになったらこっちのもんですよ。
よく喉が締まると言いますが、喉が締まるのは声を出す時だけです。息を吸う時に締まってしまったら死んでしまいますから。
この原理は口の中にあります。軟口蓋といって口の奥の天井部分が吸う時には上に広がります。これが歌っている時に下がってきて口の中が狭くなり、喉声になってしまっているので喉が苦しくなるのです。
息を吸いながら声にすることで軟口蓋を上に広げてキープすることができます。吸いながら真っ直ぐ声が出せるようになってきたらその感覚を覚えているうちにそのまま勢いで吐いてみてください。
吸いながら声を出していたところから、吐きながら声を出す方にシフトチェンジ。すると少しミックスボイスの感覚がわかってくるのではないでしょうか?

ミックスボイスは長時間練習しない!水分補給はしっかりと!

ミックスボイスというのは性質上、息の量が多いため、普通に歌うよりも格段に喉が疲労します。
息が多いので水分も失います。しっかり水分を取りながら練習しましょう。
また1日の中で長時間の練習は避けましょう。プロの歌手でさえ、そんなに長時間ミックスボイスは出せません。
焦らずじっくりとマスターに向けてやっていきましょう!

初心者専用音楽教室 自分の声が好きになるミオンボーカルスクール!

We’re mion music! たのしい講師があなたをお待ちしています♪
ミオンの無料体験レッスン お電話からでもご予約OK!ご気軽にどうぞ
  • 体験レッスン 詳細はこちら
  • 体験レッスン お申し込み