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ボーカル 2017.03.13

ビブラートってどうやるの?自分で出来るビブラート習得法

今夜は温かい鍋の気分になってきたボーカル講師の岡田です。
ビブラートを上手にかけたいけど上手くいかない!そうゆう方は多いのではないでしょうか?
ビブラートは上手にかけることができれば歌の幅も広がりますし、絶対マスターしておきたいところ。
今日はビブラートができないという方のお悩みに深く突っ込んでお応えしたいと思います。


ビブラートと震えの違い

vocal024ビブラートなんて出来る気がしない、なんとなくビブラートっぽくできるけど続かないし不安定…そうお悩みの方、多いですよね。
ではビブラートとただ震えているだけ、これは何が違うのか?
まず、ビブラートって聴いてて心地いいですよね?
vocal025
正しいビブラートというのは声がリズムに乗って規則正しく、周期的な揺れが起きている状態です。
打って変わって震えは不安定に規則性なく音が揺れている状態。どちらも音が震えていることには変わりないのですが印象が全然違うのは「震え」は不規則な揺れのため気持ち悪い、「ビブラート」は周期的な揺れのため「心地良い」からです。
しっかりコントロールできたビブラートのマスターを目指しましょう。
まず、この練習に入る前に「ビブラートをマスターするには腹式呼吸が出来るようになっていることが大前提」なので基礎の発声をしっかり身につけた上でビブラート練習を行なってください。


ビブラート練習法で効果的なものをいくつかご紹介していきましょう。


メトロノームに合わせて横隔膜を押してリズムに声を乗せる。

vocal027
まずはメトロノームを使います。慣れるまで最初はテンポ遅くていいです。BPM60くらいがいいですかね。それでは声を出します。
vocak026
声を出しながらこのリズムに合わせて8分音符で横隔膜を押していきます。この時に、決して息の吐き方や口の開け方で声の強弱をつけないでください。
口がしっかり開いていて固定され、息を真っ直ぐ吐くつもりでやってください。
横隔膜を押すことで、自然に音が揺れてリズミカルであることが望ましいです。
これが横隔膜を上がり下がりすることによるビブラート(周期的な音の揺れ)を作っています。
出来るようになってきたらちょっとずつメトロノームのテンポを速くしたり、速度を変えてやってみましょう。
ビブラートができるようになってきたら手を使わずに。
できるようになってきたら手を使わずに横隔膜の上げ下げをリズミカルにやってみましょう。
どうです?できましたか?
まだうまくいかないようでしたら最初は手でリズムカルに押しながらビブラートをかけ、だんだん「手で横隔膜を押しているつもりで手を使わない」ようにしてみてください。
徐々に押している手の力を抜いていくイメージですね。
腹式呼吸ができている方であれば意外とあっさりできるようになりますよ。


体の重心でビブラートをかける。


今度はビブラートをかけるための別アプローチをご紹介。
壁に片手をついてください。その片手に全体重を乗せてください。
そのまま声を真っ直ぐ出します。
壁について支えている手の力を入れたり緩めたりしてください。
これも先ほど同様に横隔膜の上げ下げによってビブラートが成立している状態になります。
同じくメトロノームに合わせて手の力を入れたり抜いたりしてください。


リズムに合わせて胸を叩いてみる


今度は胸をたたくというビブラート練習法。真っ直ぐ声を出しているところからメトロノームに合わせて8分音符で胸を叩いてみてください。分かりづらいという方は胸よりも少し上、首の付け根あたりを叩いてみてください。叩くのに強さはいらないので軽くで結構です。これはよく知られているビブラートの練習法で比較的、簡単にビブラートが再現できます。

ビブラートも奥が深い!ビブラートの種類いろいろ

今日、ご紹介したのは横隔膜でビブラートをかける方法ですがこの方法は一番オーソドックスで基本のビブラートになります。
ビブラートも奥が深くて大きな揺れや小さな揺れ、音符の長さからビブラート自体のかけ方にも種類がいろいろあります。
顎でかけるビブラート(演歌に多い)や喉でかけるビブラートもありますが、 基本はどのビブラートも横隔膜で支えた上でビブラートをかけていますのでひとまずこの方法で基本形をマスターしてください。
ビブラートはやり方が分からない、分かるけど持続できないという方が多いですが一度覚えてしまえば安定してコントロールできるようになります。
ただ、ビブラートをマスターしたばかりの方はかなりの確率で気持ちが良いようでかけすぎてしまいます。
クドくなってしまう場合もありますので適度に活用し、歌の表現に繋げてくださいね。

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