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知っておきたいこと-初心者にオススメのギター・ピアノ・ボイトレの話- ボーカル

ボーカル 2017.04.17

低い声を出せば歌が上達するという評判は本当なのか?低音ボイトレの具体的な練習法

ボーカル講師の岡田です。



ボイストレーニングに興味を持っている方、または最近始めたという方、ずっと続けているという方。
歴はさておき、ボイトレやってると「高い声が出したい!」「音程をしっかり合わせたい!」「リズムの難しい曲をしっかり歌えるようになりたい!」など、いろいろな悩みを耳にしますが低い声についての話はほとんど聞きません。



なぜでしょう?
意外と軽視されがちですが低い声を鍛えることは声の安定感、音程、声量などあらゆる面で歌の上達に直結していきます。
低音ボイスの重要性と、ボイトレのちょっとしたコツをご紹介しましょう。

歌上達の秘訣は低音ボイスにあり!ボイトレにおいての重要性

低音は、ボイトレにおいて軽視されても仕方ないかもしれません。
確かに高音とは違い、鍛えなくても比較的出せるのでそれよりも出しづらい高音域にかけてのボイトレに意識が働くのも当然です。
しかし、低音を鍛えることが歌の上達には必須なんですよ!
低音を丁寧に出すのって難しくないですか?
低くなればなるほど音程も合わせにくいし、声も不安定になりやすくなります。



低音のボイストレーニングが歌全体に与える影響は大なのです!
それについて解説していきましょう。

低音のボイトレが与える歌への影響とその根拠

なぜ低音のボイストレーニングが、歌の上達に必要なのかを大まかに挙げると・・・
①歌に安定感が生まれる
②太く、深みのある声になる
③高音域が出るようになる
④息のコントロールが上手になり、ロングトーンも楽になる
などが挙げられます。
まず①の「歌に安定感が生まれる」。
もともと低音は息の量も少なく発しているためコントロールが難しいと言われています。
そんな繊細な低音を丁寧に発声できるようになることで声のコントロールが身につき、音程ミスや発声ミスは無くなっていきます。
そして②の「太く、深みのある声になる」ですが、音程が低くなるにつれて、出しづらく、声も聞き取りづらくなりませんか?
低音のボイストレーニングを積むことで吐いた息を無駄なく声に変換できるようになるため太くはっきりした低音ボイスが手に入ります。
これにより声に深みが出てグッと高い歌唱が可能になります。
続いて③の「高音域が出るようになる」について。
これについてはよくボーカルレッスンに来られる生徒さんからも「え?高い声が出したいのに低い声をレッスンでやるの?」と聞かれます。
地声を出す時には声帯を閉じるための「閉鎖筋」という筋肉が働いています。
閉鎖筋は声が高くなった時にも作用していて、閉鎖筋が鍛えられることで高くなっても裏返りにくく、高音域もスムーズに出せるようになります。
低音を出すことにより、この閉鎖筋が鍛えられるため結果的に高音域の安定、高音域の拡張にも繋がるわけですね。
最後に④「息のコントロールが上手になり、ロングトーンも楽になる」。
息のコントロールが非常に難しい低音域を安定させるボイトレを行なうことで発声時に無駄なく息を吐き、無駄なく声に変換できるようになります。
そのため、声の持続時間も伸び、歌に余裕が生まれるのです。
メリットだらけの低音発声の魅力は伝わったでしょうか?
では、次に具体的な発声練習法について触れていきましょう。

低音を安定させるための具体的なボーカル練習例

それでは早速、低音を安定させる練習メニューの中からミオンミュージックスクールのボーカルレッスンでも実際に行なっていて気軽に普段から自分でも出来る、おすすめの練習例をお伝えします。

練習例①限界の低さまで出してみる



手っ取り早いのはこれです。
もう説明不要です。
私たちは歌っている時、日常会話より音程は高くなりますよね?
逆に日常会話は「自分が楽に出しやすい音程」で会話しています。


では、日常会話でも出さないほど低い音程ではどうでしょう?
つまり普段まったく出さないであろう低い音程で発声してみてください。
自分の限界まで低くして声になるかならないかのギリギリで発声してみてください。
おすすめは「あー」などではなく、「おー」の母音で発音してみてください。



それが一番出しやすいので最初は分かりやすいと思います。
そして胸の上部に手を当てて振動を感じながら出してください。



いわゆる「チェストボイス」という低音を安定して出すための発声法が身につきます。
この限界の低さを発声することにより、閉鎖筋の柔軟性が増すのでとても効率よく上達します。

練習例②エッジボイスで低音域を拡大!これはボーカルレッスンでも評判の手軽なボイトレ法

エッジボイスについては他記事でもお話しましたが皆さんはご存知でしょうか?
声帯を引っ掛けながら「あ”あ”あ”あ”ぁ」と声を出す発声法です。



平井堅さんや宇多田ヒカルさんなどが歌の中で多用することでも有名な歌唱法です。
寝起きなど、喉が乾燥した時に出る声を想像してもらえればいいかと思います。
そのエッジボイスというのは直接的に低音域の拡張に繋がる最も効果的と言っていいボイトレ法です。
このエッジボイスも閉鎖筋を鍛えるのにかなり有効な発声ですし、そんなに音量も出ないため、自宅でも気軽に行える練習メニューです。

練習例③下り音程で発声する

「ドシラソファミレド」と音程を下げながら歌っていきます。
この時、発音は「マ」で出してみましょう。



練習例①と同じくチェストボイスを意識してください。
最後の低い音程は「マー」とまっすぐ伸ばすようにしてください。
音程が下がってくるにつれて、最初のうちは声が揺れたり、うねったりしてしまうでしょう。
何度も繰り返して、まっすぐスムーズな音程移動ができるように練習していきましょう。
今日は「低音域」にスポットを当ててみましたがいかがだったでしょうか?
軽視されがちだけど実はすごく大事。
低音は音を支える音楽的にも非常に重要な要素です。
是非、今日お伝えしたボイトレ法も取り入れてみてください。

 

ボーカルレッスンの評判を生徒さんに直撃インタビューした記事を追記しました!
興味がある方はコチラからご覧ください!

 

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この記事を書いた講師

岡田勇志(ボーカル講師)

身体の使い方で本当に歌が上手くなるの?と疑問に思われる方にこそ体感してもらいたい。そんなレッスンをします。

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