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音楽をはじめるために
知っておきたいこと-初心者にオススメのギター・ピアノ・ボイトレの話- ピアノ

ピアノ 2017.12.07

ピアノ上達している??不安な時のセルフチェック!

こんにちは!ミオンミュージックのピアノ講師、小林三希子です。
みなさんはピアノの腕前が上がってきているか不安になることってありませんか?
生徒さんを見ていてふと感じることがあります。
それは、『自分のピアノの演奏の変化に敏感な人ほど確実に上達している!』ということです。
さて、自分のピアノの変化に敏感になるとはどういったことでしょうか?少しピンと来ない方もいると思いますので、上達しているか確認するポイントをまとめ、セルフチェックリストを作成しました♪

セフルチェック10のポイント!

①強弱がつけられるようになった

特にピアノ初心者の方にとって、鍵盤を弾く感覚をつかめるまでは部分的に強弱をつけるのはとても難易度の高いことと思います。力んだ力でもって弾いては乱暴な音になりますし指の使い方がつかめていないうちはそもそも強い音は出しにくいものです。逆に弱い音を出そうとすると鍵盤を下まで下ろすスピードが減速してしまい、音が出ないということもあります。強弱がつけられるようになるというのは大きな上達なのですよ!

ピアノ経験者のみなさんは意識的に強弱をつけることができると思いますので、一歩進んだ強弱を求めてほしいと思います。レッスンでも時々アドバイスさせていただくことがあります。それは、『強弱の振り幅が狭い』ということです。特に弱い音は強い音より難しいですね。上記でも書きましたが、弱く、を意識すれば鍵盤を下ろすスピードが減速してしまい、うっかり音がでなかった、というパターンはとても多いように思います。弱い音ほど、鍵盤を下げるスピードが落ちないように練習を重ねましょう。自分では強弱をつけているつもりでも、客観的に聴くと意外とわかりにくいこともあります。曲の中の強弱記号を見落とさないで表現できるよう、強弱の振り幅を広げていきましょう!

②和音が綺麗に響くようになった

ピアノを弾くうえで、和音をしっかり弾けるというのはとても重要なことです。同時に複数の音を弾く和音、これはとても難しいのです。
初心者の方は、まず同時に3つの音を鳴らせることを目標にしましょう。それができたら、音を弾き終わる時も同時に指を鍵盤からはなしましょう。これができれば大きな上達です!

ピアノ経験者のみなさんは、同時に3つの音を響かせる時の音のバランスに注目しましょう。どの音を強めにすれば美しく響くかを知り、バランスが悪くならないように心がけてください。決まりは特にはないのですが、メロディーとなる一番上の音が弱いとメロディーとして聴こえないなど、そのあたりに注目してみてください。また、上の音が強く、支える音が弱すぎるとバランスが悪くなるので、耳をよく使って確認しながら和音に取り組みましょう。バランスはとても奥深いものですね。

③音を滑らかに弾けるようになった

ピアノは実に様々な表現ができる楽器ですが、滑らかな音を奏でられるということはピアノの大きな持ち味であり魅力です!ここでいう滑らかさ、というのは曲をすらすら弾けるということではありません。いかに音色に角がなく、美しい丸みのある音で弾けているか。バランスがとれており、音と音の間に隙間がなく指を運べるているか、という課題です。
ドレミファソラシドの音階練習でも構いません。みなさんは連続するシンプルな音を滑らかに弾きこなせているでしょうか?ぎこちないアクセントがついてしまったり、極端に弱い、強い音が出てしまったりすると、角があるような音階に聴こえてしまいます。また、弾いた音から次に弾く音を指がスムーズに運べないと、音と音の間にわずかに隙間ができ、つながって聴こえてきません。極端ではありますが、『おはようございます』を、『お・は・よ・う・ご・っざ・い・ま・す』というようなニュアンスになります。口に出して言ってみてもらえばわかると思いますが、ぎこちなく発音に角がありますよね。曲をすらすあらとスムーズに弾きこなせなくてもまだまだ大丈夫です。その中のメロディーだったりフレーズが美しく滑らかに弾けていたなら、ピアノは上達していますよ!

④楽譜や音符が読めるようになった

初心者な方ならまずは少しでも自力で音を読めるようになったらそれは素晴らしい成長です!ゆっくりでも構いません。五線譜をひとつひとつドレミと数えなくても音符の配置されているルックスで読める音を少しづつ増やしていきましょう!

⑤メトロノームに合わせて弾けるようになった

メトロノームがあると意外と弾けなかったりしますよね。自分の苦手なところのテンポが落ちたりリズムが狂ったり。一人で練習している時、メトロノームは先生です!先生の指示に合わせ、なんなく弾けるようになればそれは大きな成長です!曲でもいいですし、HANONなどの基礎練習教本でも構いません。メトロノームに合わせて練習してみましょう。

⑥楽譜のリズムを正しく弾けるようになった

音楽を表現する上でリズムはとてつもなく奥深いです!そして、楽譜を読めるようになるためには音符の長さの知識をつけることから始まり、曲の拍を感じ続けることの体感を鍛えること、その曲にふさわしいリズムの表現(ノリ)を磨くことなど、様々な要素があります。苦手だった部分のリズムが正確に弾けるようになれば大きな成長ですよ!そしてさらに曲にふさわしい表現(ノリ)があればとても素晴らしい成長です!

⑦自分の音、演奏が聴けるようになった

弾くことに必死になると、頭をフル回転で、楽譜を目だけがしっかり見ている、という状況はよくあります。意外と自分の弾いている音や演奏を聴きながら弾けていないものです。『耳で弾く』というのは非常に難易度の高いことですが、少しでも自分の演奏に耳を傾けられているならいい傾向です!これも上達ポイントです!

⑧曲を弾けているイメージが持てるようになった

是非、今練習している曲があれば、弾けているイメージを持ってみましょう!完成形が全く見えていないうちはどこに向かっているかわからず露頭に迷います。頭のなかに曲をうかべ、ピアノを弾いて音を出さなくても体や指を動かし、弾けているイメージをつくりましょう!上達ポイントですよ!

⑨曲のメロディーを『ドレミ唱法』で歌えるようになった

ドレミを使って歌うことを『ドレミ唱法』といいます。曲のメロディーがドレミで頭のなかでなっていることはとても重要です。指が勝手に覚えて動いて演奏している方も多いと思いますが、今一度楽譜を読み、ドレミ唱法で歌ってみましょう。慣れていない方には難しいかと思いますが、ついついわからなくなってしまう音や、いつもつまずいてしまう部分は、実はきちんと音を把握できていないことが多いです。自分にとっての難所を克服するためにも、是非取り入れてみてください。

⑩良い演奏を日常的に聴けるようになった

弾くだけではなく、良い演奏を聴くことも結果自分の演奏の上達に繋がっていきます。自分との演奏の違いに気づくことで、足りないことにダイレクトに気付かされますし、探すこともできます。上達を急ぐばかりに、練習することだけに時間をさいていませんか?良い演奏を聴くことで気づくことはとてつもなくたくさんあります!すぐに実践にいかせることもあるでしょう。そして時間をかけてその演奏に近づけるように、どのようなことが必要なのかを追求していくことで、自分の演奏の変化に敏感になれる耳とハートをつくりましょう!

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この記事を書いた講師

小林三希子(ピアノ講師)

ピアノを弾くことが「特別なこと」から、「生活の一部」になっていく、そんなレッスンをさせていただきます!

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